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舞台「オセロ」(in 兵庫県芸術文化センター阪急中ホール.2013.06.29.30)

2013.06.29

行ってきました、兵庫県立芸術文化センター。


実は今回のチケット、三枚ともそれぞれ別ルートで購入したという\(^o^)/
一枚は妹に電話で、一枚は自分で電話で、最後の一枚は別購入。
ライブで一桁とか最前はあれど、舞台で最前ドセンターとかは初めての経験。
春先にあった千本桜も最前だったものの、下手側ブロックだったので。
さらに今回の作品は客席も使うという演出だったから、ドキドキも倍増。


会場は「罠」ぶり。
相変わらず綺麗な劇場です。
パンフレットはとっても良心的なお値段なのに、しっかりと色々書かれていて嬉しいね!
フライヤーには、ずーっと欲しかった「ロミオ&ジュリエット」の三つ折のものに、7周年記念ライブのもの、「真田十勇士」のものも入っててホクホクでした(*´∀`*)






以下、ざっと各回観た座席からの感想を交えての後に、私の個人的な思いを書きます。
この作品、どこに主軸を置くかで全然違った受け止め方をすると思うし、感じ方がそれこそ観た人の数だけあると思うのです。
あくまでも、私が感じた感想なので、どうぞあしからず。
『オセロ』そのもののネタバレはもちろんですが、この舞台「オセロ」のネタバレも含みますので、十分ご注意ください。



(in .2013.06.29.30)





兵庫は二日間三公演での上演。
初日マチネは二階席、ソワレは7列目、千秋楽が最前での観劇。
まずは最初に二階から、俯瞰でじっくり見れるからいいやーと思ってたけど、甘かった。
ステージ自体はとっても見やすくて良かったんだけど、一階席の中でされる演技がことごとく見えないという。
なにが驚いたって、見えないからということで前の列の方々が普通に身を乗り出して立ち上がり中腰で見てるって言うね\(^o^)/
後ろ、後ろはもっと見えないんで!
だけど一目でステージ全部の動きが見れるのは、とってもありがたかった。
絞殺されたデズデモーナ、射殺されたエミリアの遺体が転がる中、全ての糸を引いていたイアーゴの謀略が露にされるシーン。
イアーゴが洗面所で悠々と手を洗ってる仕草が……とりあえず恐ろしすぎて。



ソワレのお座席は、演出席という名のセットがある客席の前のとこで。
AからE列までが完全にフラットで、Fからちょこっと上がり、私のいたG列からはさらに段差があって、視界を遮るものが全くない状態。
チケット取ってくれた妹は、あまり前じゃないよごめんね……って言ってたんだけど、むしろすごく素晴らしい座席で、本当に感謝。
ちなみに、椅子の造りも2階席と違ってびっくりした。

背後に感じるキャストさんの息遣いと動き。
赤堀さんが喉の調子を気にしてるのが、すっごい伝わってきて、大変だよなあ……イアーゴ、と。
恐ろしくて後ろほとんど振り向けなかったんだけどね。
ステージの高さがちょうどこの演出席の辺りになってて、演じてる皆さんが演出家のいる辺りを良く見たりするから、色々と怖かった。
緊張して、背中が痛くなり肩が凝ったというね(笑)
幕間の休憩のとき、階段駆け上ってきたオセロを演ずる仲村トオルさんが、すぐそこにいて不思議な感覚。
「これで行くんですか?」
「いいんですか!?」
「プロデューサーに言ってくださいよ!」
みたいな問答をしてて、揉めてるというか芝居なのか演出になのか納得してない雰囲気で張り詰めた空気がすごくって。
そのままステージに戻ると、納得がいかなかったのか、トオルさんは思いっきり一斗缶を蹴っ飛ばし。
ちなみにマチネはよく見えなかったけど、ソワレのときは和樹くん、ステージ上でビアンカ役の谷村実紀ちゃんと隣同士でちょっと喋りながら、その様子を伺ってた。



千秋楽はなんかもう、色々緊張するわ近いわで……。
とりあえず、山田優ちゃん演ずるデズデモーナが動くたびに、ふんわりと柔らかい香水の香りが広がり、暴れまわる和樹くんのキャシオの手の中から酒瓶がすり抜けて飛んでくるのでは!? ってぐらいの迫力の近さに、終始緊張してました。
肩の痛みもピーク。
オセロが演出席に走り寄って揉めてるシーンの幕間。
今回は和樹くん一人でステージをウロウロしてて、その後立ち止まってジーっと演出席の様子を伺ってた。
昨日はちょっと、なにやってるの? みたいな雰囲気だったけど、今日は無表情さが際立ってたような気がする。
舞台上で中心でお芝居をしていないときはH鋼の横に座って、ジッと様子を伺ったり効果音をだしたりするために待機している和樹くん。
もちろんお芝居しているんだけど、時おりフッと視線が彷徨ったり、冷ややかに見ていたり、指先をいじっていたり。
動きは少ないけれど色々な表情を伺えた。
顔は全部は見れないんだけど、むしろそのH鋼からひょっこりと見える姿が可愛くてですね。
コソッと顔を覗かせてるのがたまらなかった(笑)




さて、以下色々と思うところありの感想。
私はシェイクスピア作品って詳しくないので、そもそも彼がどういうことを狙って書いているのかは分かりません。
さらには、白井さんの作品もはじめて見たので、白井さんの世界観もよく分かりません。
率直に感じたことを書いてますので、重ねてご了承ください。



この舞台を観る前に、予習をということで脚本の元になっている新潮文庫の『オセロー』福田恆存著を読んでみた。
イアーゴの存在感は凄くて、彼の歪んだ策略は酷かった。
だが私は単純に、オセロは愚かだし滑稽な人間だなというのが最初に読み終えた感想だった。
それは舞台を見終えた後でも、根本では変わらない感情で。


正直この作品に出てくる人物誰をとっても、それぞれがそれぞれを卑下し、裏切り、妬み、恨みという黒い感情を持っているように思えて。
文庫を読んでいたときよりも、舞台を見ていてさらに強く確信した。


イアーゴがオセロに持つ澱んだ感情。
イアーゴのキャシオに対する妬み。
オセロがキャシオに抱いた感情。
オセロのデズデモーナへの猜疑心。
ブランンバショーのデズデモーナへの縁切り。
キャシオのイアーゴに対する優越感。
キャシオのビアンカへの思い。
エミリアのオセロへ抱く本心。
エミリアのビアンカへの暴言。
操られたロダリーゴの絶望。


もしかしたら、紳士的に描かれていたロドヴィーコやヴェニス公、グラシャーノでさえもどうか分からないぐらい。


見ていてすぐに分かるイアーゴの策略やオセロの感情のブレなどは、恐ろしいけれどまだ分かりやすい。
一番怖いのは、見えないようにして侵食している言葉や言動だと思うんだよね。
デズデモーナのことを親身に考えていて、味方のように見えるエミリア。
私には、彼女がとっても恐ろしい人物に思えた。
淫売と罵られることが女にとってどれほど屈辱的なのかを、とくと語っていたのに、ビアンカに浴びせた言葉はとても酷く。
物語の後半で、口火を切ったようにまくし立ててオセロを罵る言葉の中にある悪意の籠もった台詞が重い。
もちろん、イアーゴに対して抱いていた色んな感情も深いものがあったんだろうなと。
全うな人物に見えるけれども、どうなんだろう……。

キャシオも、酔ったときに口を滑らせていたけれどイアーゴに対して自分の方が上で、なにかあっても先に救われると言っていて。
ビアンカのことにしても、あくまでもお楽しみをするにはいいけれど、彼女のことを言う口ぶりは決して思いやりのあるものではなかったし。

翻訳を見ていても、舞台を見ていても、分かりやすく張られた本筋以外で、わざと込められたように裏に描かれている他者への負の念がのしかかってくるように思えた。




さらに重ねて、舞台は『オセロ』という作品を演じているという設定で描かれていて。
稽古をしているところを、観客でもある私たちは時間を共有して観ているという感覚。
恐ろしきは、『オセロ』を演じ終えたオセロ役の俳優、そしてデズデモーナ役の女優が、最後に本当に殺されてしまうという内容。
それも、劇中でイアーゴを演じていた、演出家の俳優に。
それだけではなく、全ての俳優たちが『オセロ』を演じている途中で、ときおり役を離れて冷めた眼差しでオセロ役の俳優とデズデモーナ役の女優を見つめている。
殺害された二人の顔に、最後は全員が泥を塗るという言葉そのままに、死者を冒涜するように無表情にペンキを塗りつけるという。
その姿は本編以上に恐ろしかった。
低い旋律で這うように絡まりあう、チェロ・アコーディオン・コントラバスの音色の不気味さは言うまでもなく。


そう思うと、やっぱり『オセロ』の全てのキャラクターは、やはり皆がなにかしら黒い感情を持って描かれているのではないのかな、と思うわけです。



ちなみに、このラストシーンで顔にペンキ塗るところ、和樹くんだけ手の甲でなすりつけていたような気が……。
私が見落としてただけかもしれないけど、どうしてそうやって塗りつけるのかなあという疑問が。
それ以外に気になったところとしては、洗面台の前に置かれた一斗缶と木の椅子。
あれを配置交換したり、座ろうとするとサッと取ったり。
蛍光灯の動きや、点灯する数もなにか意味があるのだろうか、とか。
途中で謎の動きをして、コホコホと咳き込む仕草を皆でするシーンもあったり。
サイプラス島に上陸する前のシーンや、一幕終了前のところで、洗面台の蛇口を全部捻って水をだしたりしてたけど、水に絡むシーンならわかるけど、確か最後の方でもこの蛇口捻ってたんだよね。
ロドヴィーコ役の近藤さんが、全部の水止めてたような……。
これらは全部演出で気になったところ。
私の頭では、白井さんが表現したものを汲み取ることができなくて残念です……。


袖で演じているものが、役のそれなのか、演じ手としてのものなのかの線引きがとても曖昧で。
だからこそ、この空間が現実なのかそうでないのか、客席と舞台の境界線がないというキーワードに辿りつくのかもしれないけど、本当に注視していても気になるところがたくさん。
ビアンカがロドヴィーコに黙って近づいたところを、キャシオが腕を掴んで座らせるシーンがあったけど、あれは恐らく役としての演技なんだろうけど……。

役者さんは、三重構造ぐらいの複雑な入り組みをした世界を表現するの、本当に大変だったろうなあと思う。






難しい話や深い話はこの辺にして。
純粋に、キャッキャとしたこととかを(*´∀`*)
とりあえず、冒頭からロダリーゴ役の水橋さんがちょいちょい可愛かった。
口ぶりや仕草が幼いというか、すぐに上手く丸め込まれてしまうところとか。
もうちょっと気難しそうな役かと思ったんだけど、単なるおぼっちゃんでした。
操り人形な上に、最後には殺されてしまうなんて可哀想……。


ビアンカちゃんも、なんだかんだとキャシオに一途で可愛くてですね。
キャシオにビンタを食らわすのが、回を増すごとに思いっきり勢いよく全力で(笑)
全身で悔しさや嬉しさ、愛情をアピールしてる姿がとっても愛らしかった。
「いいわねっ! 今夜ご飯食べに来るのよ!?」
ダンダンっ!! って足を踏み鳴らすのがめっちゃツボにはまり、ひとりニマニマしてしまった私です←
個人的に、ビアンカちゃんのキャミワンピの肩紐が落ちてるのが気になり。
キャシオ=和樹くん、そっとかけなおしてあげるとか、むしろもっと下げてみたりしたらポイント高かったのにー><!
キャシオにキスして、ちゅーーーって口唇離さないのも、キュンキュン( *´艸`)
H鋼越しにキャシオと追いかけっこしてるような仕草が可愛すぎて、見てるだけでへへってなる(笑)
束の間の癒しと幸せをいただきました!
千秋楽のカテコのときは、キャシオにエスコートされて出てきて良かったよお。


キャシオは翻訳の方がより体面を気にして、人には大きく言うような素振りがあったかな。
和樹くんのキャシオは、まだ真面目さが残ってたような気がする。
それでも大げさにのた打ち回って、痛い痛いと喚く姿とかは、副官としてどうなの……ってぐらいのヘタレっぷりではあったけど(笑)
サイプラス島のシーンで、敵情報告で紙をばら撒くシーンがめっちゃかっこよくて、お気に入りのシーンだったり。
ちなみに、なにが書かれてるのだろうかと落ちたものを目を凝らして見たけど解読できずでした。
オセロに届いた手紙の方は、なんか鉛筆っぽいので書かれてたけど。

踵を鳴らして姿勢よく佇む姿やスピーカー片手に叫ぶ姿は、また千本桜のときとは違うストイックさを見ることができてよかった。
 
だけど、酔いに酔って舞台を歩き回った挙句、下手に降りて劇場出入口のドアに手をかけて「ウォエエエ……」って吐く姿が、ギャップがあって可愛いっていうね。
本人お酒に飲まれるって自覚してるからこそ、余計に哀れな姿ですよ\(^o^)/
でもでも、酔っ払って愉快に一斗缶に座りながら足を陽気にバッタバタさせてるとことか、めっちゃやばかった!
酔っ払いバンザイってぐらいに可愛くって、見てるだけで幸せいただきましたよ。 
 
かっこいい姿、お酒に飲まれて散々な姿、ビアンカに誘われてまんざらでもない姿、満身創痍な姿と、色々な姿が見れてオイシイ役でした。
二階からはじめて見たときは、照明も手伝って本当に真っ赤になって酔っ払っているように見えてびっくり。
その後の暴れようも、あれだけ暴れてるのに演技として動きを考えないといけないと思うと、大変だろうなあとしみじみ。
格闘シーンで、グルッと身体を回転させて回し蹴りするところがあったんだけど、あまりの身のこなしに足ひねって怪我をするんじゃ……とヒヤヒヤするほどの迫力だったよ。
千秋楽、ベストのボタン下二つが止められてなかったんだけど、これは元々なのか止め忘れか。
まあそれも可愛いからいいんだけどね( *´艸`)






初日のソワレはアフタートーク付き。
和樹くんはTシャツにサンダル……頭にはサングラスかけてオールバックにした髪の毛を押さえるというスタイルで登場してきまして((゚Д゚;;)))
え、大丈夫なの!? となったのは言うまでもない。
心配性でごめんなさいね。
ただ、年配のお客様が結構多かったし、トオルさんも白井さんも高田さんもそんなもう帰宅します! な格好じゃなかったからびっくりで><、


地方は……というか、関西は独特なんだろうね。
ここは笑いどころじゃないと思ってるようなところで笑いが、起こったりするのが新鮮という話から。
白井さんも、笑いが起こってしまったことに対して演出をかえてこようと思ってるとか。
ここに関しては私は東京とか名古屋見てないからなんとも言えないけれど……。
オセロの嫉妬っていうのは、傍目に見れば滑稽に見えるから面白いと取れるところもあると思うのね。
「ハンカチを!」となんどもデズデモーナの話を聞かずに唱えるところとか、嫉妬に狂いもはや言葉が言葉でなく唸っている姿とか。

ただ、私が納得行かなかった部分としては、千秋楽だったかな。
デズデモーナが首を絞められる→実はまだ死んでいなかった→オセロが再び首を絞める。
そのシーンで結構な笑いが起きていて。
でもここは、トオルさんもちょっとアドリブ入れていた気がする。
「動いたか!?」とか言ってたような。
それはやっぱり、会場のお客さんが何度も生き返るような仕草をするデズデモーナに笑い声を出していただからかと。
まあ焦っているオセロの姿は、ある意味情けないほどではあるけれど。
それから、エミリアが喚き散らすところでも笑いが上がってた。
ラストシーンの銃殺からの死体への冒涜のシーンでも笑い声が。
うーむ、笑い声っていうか反応っていうのかなあ。
白井さんを含め、この反応は正直どうなんだろう。
自分が意図していない受け止められ方なのだとしたら、ちょっと可哀想な気もする。
あ。別に笑い声は出してないけど……。
私は翻訳を読んだときから、イアーゴがキャシオと一緒に寝て、寝ぼけて口唇奪われたり云々っていう虚言のシーンは面白くて笑ってましたが\(^o^)/
嘘でも可哀想だろ、と(笑)

世田パブを想定していたからこそなのかもしれないけれど、プロセニアムの舞台ゆえの舞台と客席との距離感がどうしても出てしまい、それは自分の考えていたものとは違ったというような話を。
とにかく白井さん、お客さんの反応よりもなによりも、この点に納得してない感じが漂っていたなあと思いました。
不本意な部分がやっぱり出てきてしまうんだろうね。
ソフト面ならまだ対応はできるかもしれないけれど、ハード面はどうしたって変更できないから余計にもどかしい気持ちがあったのでは。


お客様からの質問に対する回答で、和樹くんはいつもの役作りとは違うように取り組んだとか、舞台上にいるときと客席にいるときとの違いの話をしたりも。
H鋼のとこにいるときも、下手側の方には自分はかぶってて見えないと思いますが、芝居はしてるっていうことは言ってた(笑)
効果音だしたりもしてるしね。
余談ですが、千秋楽はデズデモーナがぶたれるとこの音が、ちょっとだけずれてた気がする。
和樹くんが唯一リラックス? していられるのは、二幕はじめの客席から見てるところだという話も。
自分が出ているものを、そうやって違う視点から見れるのは貴重だと思う的なことを言ってたと思う。


他にも、やってみたい役柄として、和樹くんはオセロやイアーゴと言ってた。
トオルさんが、信じられないものを見るような反応していて面白かった(笑)
膨大な量の台詞に苦しむ赤堀さんを見ているからこそ、トオルさんは白井さん演出の作品じゃないとシェイクスピア作品はやりたくないような話を。
やるからには、忘れないうちにまた再演でって言ってたような。
高田さんも実はきちんとしたシェイクスピア作品は今までやったことがなく。
もしやるのであれば、メタルではない「マクベス」をやりたいと言って笑いを誘ってました。


トオルさんは東京公演のときはあまり飲みに誘ってもらえなかったと。
車で来ている自分に気を遣ってくれているんだと思うけれど、と言ったら、高田さんが即答で「そうですよ」って言ってて。
司会者さんから、この全国公演でもっと交流を深めてください的なことを言われてました。




そうそう。
舞台のセットは、「オセロ」という作品には全くそぐわない作り。
並べられた洗面台、積み上げられた一斗缶、舞台に生えるように降りてくるH鋼、どれをとっても「オセロ」の世界とは違うもので。
色々と穿った見方をすると、私はあのH鋼に書かれた文字も、なにか意味があるのかとか思って見てしまったぐらいで(笑)
吊るされたたくさんの蛍光灯、映像を使った演出、暗闇で使われたライト。
独特の世界が凄いなあと、改めて思いました。
お衣装もシンプルだけれど、スタイルが良く見えるデザインだったり、ストイックに見えるものだったり。
和樹くんのキャシオは途中ジャケットを脱いで、半袖になるけれど、他のキャストさん(男性)は皆さんコートやジャケットに手袋、帽子まで着用していて暑そうで大変だったなあ。
優ちゃんのデズデモーナは、涼し気だったけど。
そういえば殺されるシーンで優ちゃんの下着が思いっきり見えてる……\(^o^)/と、二階席でドキドキしながら見てましたが、目の前で見たらフリフリドロワースを履いていたのね。
ビアンカちゃんは、もっとセクシーでも良かったと思いますが、色合いが素敵だったのでよしって感じで。
トオルさんのオセロが、地図というか資料を見ながらのシーンで着ている衣装がとっても素敵でした。
もちろん、一番はうちの子キャシオのお衣装だけどねー><!
そうそう、サイプラス島にやってきたデズデモーナのお衣装も、とってもとっても素敵でウフフってなっちゃった。
女性の軍服姿もたまらないよねー♪





今回の作品、決して手離しで面白かったー! と言える内容ではなくて。
色々と深くて暗いものが根底にある作品でもあったので。
それでも、貴重な演出で素敵な先輩方とご一緒にお仕事をすることが出来た和樹くんには、また次に繋がる良い経験になったのではないかな。
もし、次があるのであれば。
私は絶対に世田谷パブリックシアターで見たいです。
白井さんが本当に届けたかった演出で、見てみたい。



【兵庫/兵庫県立芸術文化センター】